プレーの仕組み
ランナー一・二塁では、先の走者を狙って送球は本塁へ。レフトはサードの胸を通してキャッチャーへワンバウンドで送球し、キャッチャーが指示を出します。先の走者がどうせ生還するならカットさせて、ショートが入っている三塁で後ろの走者を狙います。
よくある質問
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、送球はどこへ?
- 本塁へ。サードの胸を通る一直線で、キャッチャーへワンバウンド。どうするかはキャッチャーが判断します。
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、カットマンは誰?
- サードです。キャッチャーに位置を合わせてもらいながら、レフトと本塁を結ぶ直線上に入ります。
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、指示を出すのは誰?
- キャッチャーです。「ノーカット」、「カット、ホールド」、「カット・サード」、「カット・セカンド」、「カット・ファースト」のどれかを、早く、一度だけ指示し、塁にいる全員が復唱します。カットの指示を参照。
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、先の走者がどうせ生還するならキャッチャーの指示は?
- 「カット・サード」で後ろの走者を狙います。どうせ入る1点のために無理な送球はしないので、カットマンが捕って、ショートがベースにいる三塁へ中継します。
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、三塁に入るのは誰?
- ショートです。サードがカットマンだからです。踏み忘れはアピールでアウトにできるので走者がベースを踏むのを見て、キャッチャーの指示を復唱します。
- ランナー一・二塁でレフト前ヒット、本塁をバックアップするのは誰?
- ピッチャーです。本塁へ来る走者の走路を避けてキャッチャーの一塁側を回り、バックネット近く、送球の線上に入って悪送球をバックアップします。
全ポジションの役割
ボールが近くに来なくても、このプレーでは全野手に役割があります。
-
レフト
処理して本塁へ送球 · レフトの全プレー
スピードを制御しながら打球へ向かい、グラブ側の足で確実に捕って、リズムよく投げられるようにする。サードの胸を通る一直線で、キャッチャーへワンバウンドで送球。どうするかはキャッチャーが判断する。その後、送球の後ろをジョグで追って走者を見る。ボールがまた外へ出たら、最初に追うのはあなた。
-
サード
カットマン · サードの全プレー
レフトと本塁を結ぶ直線上に入り、キャッチャーに位置を合わせてもらいながら、両手を上げて声を出す。あとはキャッチャーの指示通りに。「ノーカット」:通すが、捕るふりをして、生還しない前の走者(一塁から来た後ろの走者)へ投げるふりをし、帰塁させる。「カット、ホールド」:捕って状況を見る。「カット・サード」「カット・セカンド」「カット・ファースト」:その塁へ中継。カットしたら三塁、二塁、一塁の順に確認。アウトにできるときだけ投げ、そうでなければピッチャーへ。
-
キャッチャー
送球を受けて指示を出す · キャッチャーの役割を順を追って
ホームに残る。声と腕でサードの位置を合わせ、送球がまっすぐ来るように目標を示す。指示は早く、一度だけ:本塁で間に合えば「ノーカット」(沈黙はあいまいなので必ず声に出す)、間に合わなければ「カット、ホールド」、走者が出すぎていれば「カット・サード」「カット・セカンド」「カット・ファースト」。ホームの前のフェアゾーンで送球を受ける。ボールを持ってから初めてホームをブロックし、タッチ。カットされたら次の送球先を指示し、先の走者を牽制する。
-
ショート
三塁をカバー · ショートの役割を順を追って
三塁に入ってベースにつく。走者がベースを踏むのを見る。踏み忘れはプレー後のアピールでアウトにできる。ベースを守ってキャッチャーの指示を復唱。走者が三塁で止まれば、「カット・サード」の送球を受けるのはあなた。ベースに残る。三塁を回りすぎた走者は、カットされたボールであなたがアウトにする。
-
セカンド
二塁をカバー · セカンドの全プレー
二塁に入ってベースをまたぐ。一塁走者が来る。カバーしてキャッチャーの指示を復唱。走者が二塁を回りすぎたら「バックドア!」と叫ぶ。「カット・セカンド」でカットマンがあなたへ送球する。送球が来たらタッチし、ボールデッドまでベースに残る。
-
ピッチャー
本塁をバックアップ · ピッチャーの全プレー
打った瞬間にマウンドを降り、本塁へ来る走者の走路を避けてキャッチャーの一塁側を回り、バックネット方向へ。バックネット近く、送球の線上に入り、悪送球を止める。カットされたら次に来そうな送球のバックアップへ移り、その後ボールを受け取ってプレートにつく。
-
ファースト
一塁をカバー · ファーストの全プレー
打者走者が一塁を踏むのを確認してからベースに入る。カバーしてキャッチャーの指示を復唱。打者走者が一塁を回りすぎたら「バックドア!」と叫ぶ。「カット・ファースト」でカットマンがあなたへ送球する。ボールがピッチャーに戻るまでベースに残る。
-
センター
レフトをバックアップ · センターの役割を順を追って
打った瞬間に走り出し、レフトのバックアップへ全力で。打球の線上、レフトの後ろに、後逸してもフェンスまで行かない深さで入る。レフトが後逸したらあなたが処理してサードへ送球。そうでなければその場で送球が戻るのを見届け、走者を見ながら守備位置へジョグで戻る。ボールがまた外へ出ることもある。
-
ライト
二塁をバックアップ · ライトの全プレー
打った瞬間に動き出し、サードの送球線上、二塁後方のバックアップ位置へ、プレーの進行に合わせて入る。ベースの後方30〜40フィート。抜けてきたバックドア送球はあなたが処理。ボールがピッチャーに戻るまでそこに残る。
指導のポイント
- プレーを仕切るのはキャッチャー。「ノーカット」ならボールを通し、「カット、ホールド」「カット・サード」「カット・セカンド」「カット・ファースト」なら送球先を変える。塁にいる全員が指示を復唱する。ランナーが2人なら先の走者を狙って本塁へ。どうせ生還するならキャッチャーが「カット・サード」で後ろの走者を狙う。
- どうせ入る1点のために無理な送球はしない。カットして後ろの走者を止め、次の投球に備える。
- カットのフェイクは送球と同じくらい大事。生還しない前の走者を帰塁させ、ショートバウンドやそれた送球のときにキャッチャーに時間を与える。
- 悪送球でただで90フィート進ませてはいけない。ボールが来る前に、すべての塁に選手が入っている。